三河一色大提灯まつり

社員blog

三河一色大提灯まつり

毎年、8月の26日、27日に行われる「三河一色大提灯まつり」へ
行ってきました。

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大提灯まつりは、一色町諏訪神社の祭礼で、約450年の歴史を持つお祭りです。
上組、中組、大宝組、宮前組、諏訪組、間浜組の6組が2張づつ計12張の大提灯を諏訪神社の境内に献灯します。

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うなぎの産地として有名な三河一色の一色諏訪神社は、信州・諏訪の諏訪大社から分霊を勧請して、一色の諏訪大明神を建立したのが創始。

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大提灯の始まりは、1564年ごろ、海から魔物が現れ田畑や人畜を荒らしたので、村人は海の平穏と豊漁を願って、魔よけの意味で「かがり火」をたいたことが起源とされている。
その後、寛文年間に提灯をつるすようになり、1796年には大提灯をつるすようになると町内で競いあいが始まり、大きく、絵柄も美しい彩色の大提灯と発展していきました。
安政年間に藩から「胴廻りの直径を3.64mより大きくしてはならない」と、「違反した場合はきつい罰があるから気をつけるように」と厳命がありました。それでも間浜組では大きさを誇って大きな提灯を設えたため、世話人が入牢してしまう騒ぎもおこりました。
大提灯祭りでは、提灯に火を入れることにより古色豊かな絵模様が写し出されます。
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提灯の中で灯される巨大ロウソク。
始まる前は神社の境内で奉納されています。

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陽が暮れはじめると、境内の提灯にロウソクに火がいれられました。

ろうそく

1本ずつ参拝が終わると、氏子さんたちが「わーーーーーー」という声をあげながらロウソクが運び出されます。

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提灯の中を覗くことができ、中をみるとこんな風になってました。

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大きすぎで、提灯のあかりがうまく撮影できませんでしたが、時間が経つに
つれて、少しずつほんのりと明るくなってきてました。

太鼓や笛の音を聞きながら、夏の終わりのお祭りを楽しむことができました。

事務 三浦

 

 

 

 

 

 

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