日本人建築家ユニット・SANNA(妹島和代さん・西沢立衛さん)が設計した、ルーヴル美術館の別館へ行って来ました。このランス(Lens)は、パリからTGVで1時間20分ほど北上した地域で、昔の炭鉱街です。フランスは、アート政策の地方分権化&地域活性化をセットにして、パリ郊外や地方の再活性化を進めている場所がいくつかあるそうで、このルーヴル別館もその中の一つです。
ガラス張りの横長い建物なので、冬の時期に訪れた私には余計に寒々しく感じましたが、中に入館してみれば屋外への見晴らしが良く、明るくてのびやかな空間が印象的でした。(記:大谷 文恵)