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静岡県富士山世界遺産センター

先日、静岡県世界遺産センターに行ってきました。
坂茂さんが設計されたこの施設は、世界遺産に登録された富士山を後世に伝え、守るために建てられました。手前には富士山からの湧水を引き込んだ水盤が設置され、木格子の逆さ富士が映し出されるように設計されています。

街中に突如として現れるこの外観には圧倒されます。

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まず目に付くのはこの木格子。「FUJI HINOKI MADE」という、富士ヒノキの地域ブランドを使用しています。800以上異なる部材パーツが使われていると聞いて、圧巻です。

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逆さ富士の内部は1階~5階の螺旋スロープとなっており、富士登山を疑似体験しながら、富士山を学べる展示内容となっています。

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疑似登山を登頂すれば、なんと本物の富士山がお出迎え!
なのですが・・・この時期は雲がかかりやすく、残念ながら富士山を拝むことはできませんでした。ですが、雲がかかる富士山が映し出されるピクチャーウィンドウは、しばらく見とれてしまいました。

置かれている休憩用の椅子も逆さ富士。見た目は硬いイメージを持ちますが、座り心地は意外と良いです。

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他にも富士塚が設けられていたり、富士山を守るための取り組みを紹介するコーナーや、生息する動物を学べるコーナーもありました。

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個人的に印象に残ったのは、荒ぶる富士を伝えるコーナー。活火山として恐ろしいパワーを持っていることも伝えています。
老若男女問わず、学んで楽しめる施設です。
興味持った方は、是非一度訪れるのも良いかもしれません。

設計:北田

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