(7) ヴェストハーフェン~
フランクフルト中央駅の南に隣接するマイン川沿いの再開発エリアです。もともとは産業のための船舶輸送のための内港があった地区で、2003年から円柱の高層ビル「ヴェスト ハーフェン タワー」を起点にした入江を持つ中層住宅地に開発されました。入江にはヨットハーバーが整備され、その周りに建物群が配置されています。建物群は、マイン川に向かった建物と入江に向かった建物があり、中央駅まで徒歩10分という立地で利便施設なども地域内にあり、そのうえ眺望も良いという贅沢なエリアとなっています。建物は、以前港として利用されていた時にあったであろうガントリークレーンを思わせるデザインや、マイン川に向かって突き出しているデザインやガラスの円柱など面白い景観をつくっています。
(記:野々川 光昭)