ホイアン旧市街近郊に建つタリアブティックホテル、伝統と現代の融合が際立つユニークなデザインです。建物空間の50%を構成するヴォイドや浮遊するような ブロックユニットでデザインされた外観等、開放的でスリリングな印象を受けました。残念ながら室内を見ることはできませんでしたが、木製ボートを利用したインテリアグリーンや屋上緑化にベトナムらしさを感じました。
近郊に建つ住宅、フランス統治下の影響かフランス風の形態にパステルカラーや装飾窓を基調とし、窓や柱等のアクセントとした赤や緑といったアジアらしい色彩を組み合わせているのが面白く感じました。
(記:高木俊希)