(1) 中央駅
フランクフルトはドイツの経済活動の中心地であるため、高層ビルが林立している中、この中央駅は開業から100年以上経過した歴史的建造物です。しかし第二次世界大戦により壊滅し、長年をかけて修復され今日の姿となっています。20世紀末のフランクフルト21計画により、ホームをすべて地下化、地上に高層ビルが建つ話もありましたが、実現はされませんでした。
現在はヨーロッパ最大級のターミナル駅の1つであり、現在ではドイツ西部の交通網の中心として、1日約35万人の人に利用されています。
2015年9月、フランクフルト中央駅と同じ歴史的建造物であり、国を代表する駅として、東京駅と姉妹提携されています。
デザインを通して見るとヨーロッパらしい建築物ですが、歴史的観点から見ると、東京駅と非常に酷似している駅でした。
(記:北田 莉沙)